2007年3月1日木曜日

最近状況報告ばっかしだったのでここいらでトレーニングの方法について触れておきますね。
まずぅ、今来ているレン君。お悩みは以下の4点です。

① 夜中に野良犬に便乗して吠える。
② 引っ張る
③ 甘咬みをする
④ いたずらばっかりする(植木の土を食べる、ゴミ箱を漁る、持っているタオルや服に飛びつき咬む) ではひとつづつ解説をしましょう

① 吠える。良くある悩みですよね。ご近所迷惑とかを考えると、ほんと

頭を悩ます問題のひとつです。ただ、みなさんひとつ考えてみてください。人間はいろいろな言葉で話をして、気持ちを伝えますよね。犬はどうでしょう?吠える、鳴く、などをして自分の気持ちを伝えているのです。そんな犬たちの声に耳を傾けてあげてください。そうすれば解決法が見つかるはずです。ではレン君の場合、夜鳴きですよね。ハウスのトレーニングはしっかり出来ているでしょうか?わんちゃんが落ち着いて寝ていられる環境は作れているでしょうか?レン君はクレート型のハウスでなく、サークル型のハウスです。と言うことは、周りがすべて丸見えじょうたいですよね。ゆっくり休みたいときでも周りの音や動きが気になって仕方がありません。(自分たちの場合と比べてみてください。)

まず、「環境づくり」これが飼い主さんの大切なお仕事です。サークルの上からタオル、毛布、シーツなどで周りが見えないように囲います。これだけでも外の音が聞こえにくくなります。そして、中でわんちゃんが吠えても何もないよりかは、防音対策にもなります。

わかりやすいように下を少しめくっていますが、実際は外が見えないようにしっかりと覆いかぶせてください。そして、それでも何かに反応して吠えたときは、まずは号令をかけてみましょう。「NO」「待て」などの静止の号令です。それでも聞かないときは、無言で結構です。思い切りケージやクレートを叩き、大きな音を立ててください。ここでの注意点は、決して飼い主さんが叩いたとわからないように!!天罰が下ったとワンチャンに思わせるためです。そしてもっとも大切なこと。吠えやんで、静かになったら、必ず誉める!!ワンチャンをあまり興奮させすぎないように誉めてあげてください。興奮してしまうとまた吠えたりしかねません。ただ単に誉めるといっても難しいですよね。いろいろなバージョンの誉め方を飼い主さんで研究してみてください。それでは明日は、二番目の問題の解説をいたします。そうそう、レン君は夜鳴きどころか無駄吠えもほとんどなくなりました。「待て」の号令ですぐに問題の行動をとめることが出来るようになり、夜鳴きもカバーをかけるだけでなくなりました。とってもおりこうさんです♪

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